COZY PROJECT

cozy project について

Kyoko

こんにちは、恭子です。
今日はcozy project(コージープロジェクト)についてお話をしていきたいと思います。

このプロジェクトは2020年1月、まだコロナの流行がはじまる直前のこと。サンフランシスコに訪れたことがきっかけで立ち上がりました。紆余曲折ありますが、少しずつ書いていきますね。

サンフランシスコで見た心地良さを大切にした働き方

この写真は、サンフランシスコにあるAirbnbの本社です。いたるところに見える窓ガラスの先には、それぞれコンセプトの異なるお部屋があるそうです。自分の好きな部屋でミーティングをしたり、自分の心地良い場所で、クリエイティビティを発揮するというオフィスづくり。

世界中から集められたエンジニアを中心に、みんなが自由でそれでいてお互いに繋がり、能力やエネルギーを発揮していく。そんな空間のエネルギーを感じながらこの場所で過ごしました。太陽の光も入って本当に気持ちよかったんです…

働く人たちひとりひとり「自分の特性を知り」「自分のクリエイティビティが発揮される空間」をちゃんと知っている。もちろんこの場所を生み出した、創業者本人もそうしてクリエイティビティを発揮して来たのだと思います。だからこそ、みんなの感性を大切にするために、この場所を意図的に作っているのだと思います。

多くの選択肢が目の前に広がる中で、「私はこれがいい!」「今日の気分はこれかな!」って選ぶためには、自分のことを深く理解していないとできないこと。本当はとても難しいことだと思うのです。

私自身も心地良さは大切にしていたけれど、そんな次元のはるか先。もっと主体的に「自分の心地よさは自分で選んで大切にするものよ!」というようなメッセージを感覚として受けとり、じわ〜っと身体が喜んでいたのを覚えています。

cozy 居心地の良さとは?

コンラッド東京

居心地の良さの概念ってひとりひとり違います。
私にとって居心地の良さの中で思い出すのは「ホテルという空間」です。ラグジュアリーホテルと呼ばれるホテルは洗練されていて、無駄なものが削ぎ落とされ、心地よさを追求した世界が生み出されています。

清潔感のある澄んだ空気、部屋の中には余計な香りはなく、機密性の高い建物だからこそ実現される静寂。窓の外に広がる景色はホテルそれぞれの魅力のひとつ。

ホテルに訪れ、部屋に一歩入り、時間を過ごしていくと、自分自身の心の声が聞こえてくるのです。普段、浮かんでいては消えていた心の声にじっくり向き合うことができる感覚。自分に向き合い、自分のことを後回しにせずに大切にする感覚。

静かに自分の心に繋がっていくと、次第に五感が花開いていくことを感じるのです。
耳を澄ませながら、少しだけキーーーンって静寂の中から遠くの音を拾う。ソファに座り、雲を眺めていくと、次第に思考が穏やかになり、安寧が訪れる。

こんなにも様々なことを同時に感じることが出来るのに、心穏やかでなければ、感じることができないこと、気づかないことがたくさんあるのだと、ホテルに訪れていつも自分の鈍った感覚を呼び覚まします。

私にとってこの居心地の良い状態というのは、安心安全の領域に身を置き、五感の花が開き、感性の感度が高まっていく状態。心の中に安寧が広がり、ここに存在していいんだって思える感覚になります。その心地よさは心の余裕にもつながり、人の優しさにも繋がっていると思うのです。

あなたにとっての「居心地の良さ」「居心地のよい状態」ってどんな状態でしょうか?
ぜひじっくり感じていただきたいと思います。

私が描くcozy projectとは?

cozy project(コージープロジェクト)には私の大切にしているミッションが込められています。

ひとりでも多くの人が自分自身を大切にする日々を過ごし、
あなたとあなたの周りの大切な人を大切にしつづけられる世界をつくること。

自分をいたわり、慈しむきっかけが日々の生活にあることで、毎日を優しく過ごすことができる余裕や余白が生まれると考えています。そんな毎日を過ごすために、自分を取り戻す時間、自身の対話づくりになるきっかけを生み出したいと思っています。

cozy projectとは?
cozy(居心地の良い)をテーマに、私の大切な人、そして、その大切な人にとっての大切な人たちみんなが、自分のことををいたわるきっかけとなり、居心地の良い状態になるきっかけとなるサービスや製品を生み出すプロジェクト。

関わるみんなと優しい気持ちで日々を歩めていけたら幸せ…
心から湧き上がる感覚、優しい気持ちで心豊かになる状態。ここに存在していいんだよ。と、がんばっている自分をハグしてあげるような、そんな感覚を届けていきたい。

そう考えています。
これから小さなプロジェクトを少しずつ立ち上げていきたいと思います。

ABOUT ME
服部恭子
服部恭子
広報・ホテルライター
一流の接客に触れるためホテルに年間100泊以上するホスピタリティ研究家/ ホテルという場所が大好きで「ホテルを好きな人を増やしたい!」という気持ちで言葉を紡いでいます。
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