HOTEL

2022年のホテル滞在を振り返って。

Kyoko

2022年もあっという間に終わりました。この記事を書いているのは2023年のお正月ですが、ひとまず2022年をきれいに整えておこうと思い記事を書いています。

ホテルへの滞在は117泊(マリオット系93泊、その他24泊)でした。泊まっているとあっという間に月日が過ぎてしまい、ホテルの滞在記録もこの記事で日付を記録しているだけになってしまっています。反省!(関連記事:HOTEL 〜ホテル滞在の記録〜

先日、Twitterを拝見していたら、ホテルに関して丁寧に記事を書かれている、あっぴさんの2022年振り返り記事があったんです。記事を拝見して、写真だけでも残しておくだけでこんなにも心ときめくページになるのかと感じましたので…素直に真似て、ページを作成してみようと思います。(あっぴさんの記事:『2022年のホテルステイを振り返る』)

全てのホテルをご紹介には至らないのですが、写真をピックアップしてお届け致します。また少しずつ記事も書いていきたいと思いますので、どうかゆっくりとお楽しみくださいませ。

都ホテル博多(福岡・博多駅前)

博多駅近くにあり、利便性の高さから2022年は何度も泊まったホテルのひとつ。
新しいからこその清潔感と明るさ、スタッフ皆様が「お客様に快適さを提供したい!」という気概を感じるホテルです。

高輪 花香路(東京・品川)

グランドプリンスホテル高輪の中にある旅館「高輪 花香路」
都心のど真ん中にあるけれど、大切に守られている世界がそこにありました。スタッフさんも皆様優しくて、穏やかな滞在でした。ラウンジも全館使えて、ラウンジ巡りも楽しい思い出でした。

花香路 ルームキー

マンダリンオリエンタル東京(東京・日本橋)

2005年、当時大学生だった私が恋に落ちたホテルのひとつ。コンラッド東京とマンダリンオリエンタル東京でした。当時は宿泊した時に記念にこのカードキーと同じ柄の扇子がお部屋にあったんですよね。今でも手元に大切に残しています。

天空スパもレストランも、どこにいても「大切に扱われている」を実感するホテルだと思います。距離感も心地よく、穏やかな関わり合いができる場所。自身が成長することで味わいがより深くなるホテルだと思っています。

ザ・プリンスギャラリー紀尾井町(東京・紀尾井町)

大好きなホテルのひとつ。顧客情報の共有が徹底されていて、前回の宿泊の際に出しているオーダーを引き継いでくださっているので、本当に快適な滞在がいつもできます。バスアメニティの充実さ、あのブラシも有難い!バスソルトも大好きです。ありがとうございます。


今年は4回滞在させて頂き、その度に好きなスタッフさんが増え、素敵な経験が増えていくホテル。香りも好きですね。あと、アンバサダーチョイスでお箸をコレクションしています。キラキラして可愛いのでお気に入りです。

妙見石原荘(鹿児島県・霧島)

はじめての妙見石原荘さん。素敵な時間でした…!と言ってもあの混浴露天風呂の開放感。少し緊張しますが、目の前に広がる緑と川の流れを感じると、周りのことはあまり気にならなくなるはずです…!もちろん湯浴み着があるので女性の皆様ご安心ください。(広いので距離を取って入れば、あまり周りは気になりません!)

ここで出会った「茶香炉」は、少しデザインは違いますが購入して、家でも楽しむようになりました。良い香りが漂います。そして、良い茶葉だと芳醇な香りが漂います。

伊豆マリオット修善寺(静岡県・修善寺)

お仕事を一緒にしている女性と4連泊の合宿をしたホテルです。一緒に滞在した彼女とは今年はたくさんのホテル一緒に過ごし、仕事に取り組みましたが、この時がスタートになります。

お部屋に温泉があるので、温泉に入ってリラックス。心を整えてからの執筆活動は本当に捗りました。お互いに同じお部屋にいながらも6時間無言で執筆活動をし続けるという。そして、一緒に温泉に入って壁打ちしながら、また仕事をするというストイックな温泉生活でした。

グランドハイアット福岡(福岡・博多区住吉)

2005年、大学生の頃から通い続けているホテルのひとつです。
ホテルの体制も変わっているので、サービス面色々感じることも多かったですが、最近ではパークハイアット出身の方が入られて、より一層顧客サポートを強化されているように感じます。

土地柄、ビジネス層だけでなく、ファミリー層、海外からの旅行層など多様性があるホテルなので、本当にスタッフの方の臨機応変さが求められるように感じます。これからも変わらず機会があれば滞在したいホテル。古くなっていても、それもまた味ですね。

THE BASICS FUKUOKA(福岡・博多区)

設計デザインは世界的著名建築家であるマイケル・グレイヴズ氏によって手がけられています。福岡市内ではテングッドシティや百道浜エリアのマンションなども手がけられた有名建築家のひとり。そんな建物が福岡のホテルとして大切に残されています。

2020年3月1日に元ハイアットリージェンシー 福岡が福岡をより楽しむためのホテルとしてリニューアルされたコンセプトホテル、それがTHE BASICS FUKUOKAになります。

ホテルのコンセプトが変わり、Chapter、Episode、Storyとホテルのお部屋にも名前がつきました。私はまだChapter、Episodeしか存じ上げてないので、タイミングを見つけてStoryにも泊まってみたいと思います。

ご縁ある方がこちらで音楽の監修をされていたりするので、さらに好きになりました。誰かが携わってるって、それだけでぐーんとホテルを身近なものにしてくれます。空間として、心地よさ、フィット感を追求しているホテルだと思っています。(関連記事:Episode3への滞在/pintos!

ROKU KYOTO LXR Hotels &Resorts(京都・北区)

造形美溢れる佇まいが素晴らしいホテルでした。3月ということで、まだお客様の戻りも芳しくない頃でしたので、本当に静かで穏やかな滞在となったのを覚えています。

ホテルの象徴でもある「北山台杉」の威厳ある佇まい。庭師さんの心を随所で感じました。水盤に反射する建築物もまた美しく。時が止まったかのような空間の作り方が印象的でした。透き通った風が山際をなぞっていく、そんな景色が楽しめます。

この時は、最上階のスイートルームでの滞在となったので、お庭全体を見渡すことができました。お部屋の間取りも過ごしやすく、芸術作品に囲まれた世界は滞在する人を楽しませてくれると感じています。また訪れたい場所のひとつです。

ザ・リッツ・カールトン京都(京都・中京区)

今年6回滞在したザ・リッツ・カールトン京都。大好きなスタッフさんがたくさんいるホテルであり、大切な人をお招きして滞在したいホテルのひとつになります。友人を招いて、結婚お祝いをしたり。お仕事の方を招いて、一緒にディナーをしたり。家族とともに滞在したり。

ザ・リッツ・カールトン京都のスタッフさんの素晴らしいところはたくさんありますが、あえてひとつ挙げるならば、「ゲストの大切にしているゲストをさらに大切にしてくださる」というところです。(もちろんそこには、ゲストのゲストはお客様になり得る可能性があるというビジネスの側面もあるかもしれませんが…)

そうであったとしても、大切に思う人を一緒に大切にしてくださる空気感や会話は、人の心を豊かにさせると感じています。嬉しいですよね。優しさで包まれますから。有難いです。

ザ・リッツ・カールトン京都も語りたいことがたくさんあるので、別記事でまた書いていきたいと思います。全ての滞在をスイートルームへのアップグレードをしてくださいました。本当にありがとうございます。ガーデンルーム、コーナーMINAMI、KAMOGAWA、ガーデンルームTATAMI、色々と体験させて頂きました。

アロフト大阪堂島(大阪・堂島)

これまで宿泊したことがなかったのですが、アロフト大阪堂島ではいつもハートフルな出会いがありました。宿泊担当のニーナさんは、いつもどんな時も最高の笑顔で「はーい♪」と声をかけてくれます。アットホームでウェルカムな雰囲気って、旅の疲れを弾き飛ばすエネルギーがありますよね。

初めて滞在した時には、オープン記念のポータブルスピーカーをプレゼントして頂きました!定期的に気軽な出張の際、ショートステイの際などに立ち寄らせていただいております。

HOTEL THE MITSUI KYOTO(京都・中京区)

今年一番滞在したのはHOTEL THE MITSUI KYOTOさんで8泊でした。フォーブストラベルにて5starを獲得し、世界から評価されるホテルのひとつ。

三井不動産が自身のアイデンティティを詰め込んで生まれたホテルだということを随所で感じることができます。梶井宮門は1698 年(元禄11年)に造営されたものを移築したものになります。

ハード面だけでなく、今思い出すだけでもたくさんの顔を思い出せるくらい素敵なスタッフさんが多いなぁ…と感じます。朝食会場で、すれ違う廊下で、エントランスで、車寄せで、スパエリアで…大好きな思い出がたくさんです。

2022年にはスパのサブスクリプションを楽しむことができ約1ヶ月間ホテルスパに通い続けました!(笑)このこともまた記事にしておかないといけませんね。とても良い経験だったと思います。ありがとうございます。

HIYORI チャプター京都(京都・中京区)

京都滞在中に何度かお世話になったホテルです。6泊してるので意外と多かったですね…途中から毎回、桧風呂があるスイートのお部屋にご案内いただき、快適な時間を過ごさせて頂きました。

チェックインの際の声かけがいつも丁寧で、最善を尽くそうという心意気を感じさせられます。個人的な意見ですが、空調が静かなので仕事するのに本当に集中しやすいです(笑)

モクシー京都二条(京都・中京区)

今年、京都滞在中にお世話になったホテルのひとつ。キャプテンをはじめ、フレンドリーで明るくてエネルギッシュなスタッフさんが多い印象です。

フロントを担当したり、気づけばキッチンの中にいらっしゃったりして…オールラウンダー方が多いと感じました。その仕組みの理由は、お互いにお互いの仕事を理解し、コミュニケーションを取りながらサービスをよくするためだと、キャプテンから伺いました。

ザ・リッツ・カールトン東京(東京・赤坂)

今年は1泊しかしていないことが今分かりました…大好きなのに!!
大学を卒業した2009年にはじめて滞在して13年とか…もう色々な思い出も込みで大切なホテルのひとつです。私は人生とホテルが深く関係しているので、ホテルの滞在の記憶が至るところに散らばっているような気がしてきます。

見える景色もどんどん変わり、自分自身も成長しながらホテルを味わう。ホテルの醍醐味を教えていただいている場所です。

メズム東京(東京・竹芝)

はじめてのメズム東京。やっと伺うことができました!アップグレードもして頂きましたがさすがにあのスイートはSNAも通りませんでした。難しそう。随所にアートが溢れ、ホテルが大切にしているものを「私たちはこれらを大切にしています」と分かりやすく伝えてくれるホテルだと思っています。

アート作品は受け取る側の解像度によって見えるものが変わってくると思うんです。だから、抜け漏れしてしまっていて、たまに受け取れていないんじゃないか?と心配になる気持ちが芽生えるのですが…メズム東京さんはみんなに優しく、ひとりぼっちを作らないような、そんな優しさを感じました。(私の勝手な解釈!)

クラブメズムに行くと大好きなコンラッドと浜離宮を違った目線で楽しむことができました。私はお酒が飲めないので、お酒が飲める方とご一緒したいホテルNo.1です。

アマン東京(東京・大手町)

今年はアマン東京にも伺うことができました。このプランはもう二度と出会えない最後のプランだったと思います。アマネムでも感じましたが、間取りの美しさ。無駄がない整えられた空間は、1時間、2時間と部屋と自分自身がフィットしていくと、さらに心地よくなっていくから不思議。

部屋の段差はお子様にはちょっと危ないかもしれませんが、ベッドから景色を堪能するためのこの段差はやっぱり美しい。

ダイニングエリアとベッドルームは別なので、ダイニングエリアでインルームダイニングも楽しむことができました。お風呂も広々。書斎(DEN)もあり、やっぱり好きが詰まっている空間でした。

以前、アマン東京のお部屋にあった植物が気になってメールをしたことがあるのですが、毎日植物の場所は入れ替えたり、気を配られているので「その日はこの植物を置かせていただいておりました」とお返事を頂きました。ひとつひとつが丁寧であり、優しいのも魅力のひとつです。

コート・ヤード・バイ・マリオット名古屋(名古屋・栄)

実は3月に、名古屋マリオットアソシアに滞在中にちょっと大きな地震に遭遇し、高層階に滞在していたために、高層階が苦手になっている私がいます。震度4を44階あたりで体験すると、ずっと感覚として揺れを感じて、数日、ご飯を食べても味がしないような感覚になっていました。怖かったな…あの時にメールいただいた方は優しいと本気で思いました。

名古屋の定宿を名古屋マリオットアソシアからこちらのホテルに変更したのは5月頃だったと思います。そこからは割と連泊で滞在していて、トータル12泊していました。途中からはこちらの角のお部屋を連泊でもご案内いただき、いつも有難い滞在です。

レストランのお料理も大変美味しく、またスタッフの皆様の対応も丁寧。あの人数のチェックインを淡々と対応される姿にはいつも感動しています。どんなに忙しくても、ちょっとした声かけを忘れない、ホテルマンとしての強さを感じるホテルのひとつです。

セントレジス大阪(大阪・本町)

セントレジス大阪も2016年頃から滞在しているホテルのひとつ。あっという間に月日が経ち、ホテルを知らなかった頃よりも色々な側面が見え始める今日この頃です。

特殊なプランで予約したため、ホテル側もこんなプランあるんですね!とびっくり。しかもSNAがシステムでは通ってしまっているという…(ホテル側からしたら困りますよね…)そんなチェックイン時のトラブルがありました。お部屋ができるまでを別のお部屋を準備して頂き、その後もスムーズな滞在になるようにサポート。ありがたかったです。

ホテルに滞在していると、パーフェクトでない時もあります。そんな時にスタッフさんの精一杯を受け取りながら、こちらも要望を伝える。お互いのコミュニケーション力が試されるなーと感じることがあります。

海外に行けばおそらくその力がより試されるのだと思います。ホテルジャンキーの村瀬さんの単行本にホテル側へ何ページにも渡るお手紙を書かれたという話があるのですが…本当にホテルを愛するならば、ホテルへのメッセージは真摯に誠意を持って伝える必要があるのでは?と考えさせられます。良いお客様でありたいからこそ、心の眼を曇らせないように経験していきたいものです。

W大阪(大阪・南船場)

今年、彼女とは多くのホテルを共にしたなぁ…と思います。友人であり、同志であり、お互いに経営者でもあるのでずっと対話ができる大切な存在です。彼女が「私にとってあなたは最強のホテルインフルエンサーだー!!」と言ってくれるので素直に記事を書くことができます。ありがとう。

そんな彼女からバースデープレゼントとして、ひとりだったら選ぶことのないWホテルをプレゼントして頂きました。彼女からも「きょーちゃんだったら選ばないホテルをチョイスしました!」と。私のことをよく知ってくださってる。しかも、お昼は二人で鉄板焼きを楽しむという素敵な滞在!楽しかったです。この時にしかできない会話もたくさんありました。

Wホテルは大阪No.1の元気なホテル。Wホテルデビューはサンフランシスコでしたが、その時もそのパワーに圧倒されたのを覚えています。みんなHappyな存在でした。Wホテルも日本人支配人の元、クリエイティビティと他にはない完全に差別化されたホテルとして君臨しています。多様性の源みたいな存在です。

まだまだ知らない魅力がたくさんあると思うので、これからまた機会があれば行ってみようと思います!!それにしても、撮りやすい構図で全てが設計されているのがずるいです。

東京マリオットホテル(東京・北品川)

東京マリオットホテルは、2021年に2ヶ月半滞在した思い出のホテル。長期滞在していたことをTwitterで発信していたことで、ホテル大好きな人たちと多くの縁が繋がったな〜と感じています。

最終日は皆様と別れるのが寂しく、お見送りしていただきながら泣きました。
今でも定期的に出張で滞在しているホテルになっています。「今日は1泊なの?ロングステイしたらいいのにー!」って、冗談を言ってもらえる有り難さがあります。思い出もたくさん詰まっています。

バックヤードやハウスキーパーさんも含め、直接お会いすることのない方もたくさんいてホテルが成り立っていること。快適さの背景にたくさんの努力と企業の最適化と現場を支えるスタッフさんがいることを実感したホテルです。これからも大好きなホテルです。

ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪・梅田)

ザ・リッツ・カールトン大阪に初めて泊まったのは2009年。大学卒業後すぐでした。なんかもう懐かしいですね…当時、高野さんの「リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間」を大学時代の愛読書としていたので、もう初めてのリッツは感動しかなかったです。同時に、何も知らないまま楽しんでいた頃が今となっては懐かしくも思います(笑)

大人になり、何度も泊まった場所です。クラブラウンジでゆったりとした時間を過ごすという体験はザ・リッツ・カールトン大阪で学びました。このラウンジで大人にしてもらったのかもしれません。

昨年はクリスマスイブに滞在をしていました。もちろん多くのお客様でロビーは人が溢れていました。そんな中でもひとりひとりに声をかけ「あなたは私たちにとって大切なゲストです!」と心を込めて接客をされる姿を見て、リッツのプライドを感じました。

フロントに立つスタッフの胸元には10年勤続のバッジが静かに光っていました。10年以上、最前線で働くエネルギーの源をいつか伺ってみたいものです。大好きなスタッフさんが大阪に移動されたので、2023年は大阪滞在も増えそうです。

ザ・リッツ・カールトン日光(栃木・日光)

10月に誕生日までの数日間を自分に向き合う時間として滞在する場所として、ザ・リッツ・カールトン日光を選びました。生まれてはじめての日光。福岡からとても遠くて、なかなかの旅路でした。(参考記事:ザ・リッツ・カールトン日光への滞在プランについて

1ヶ月前からレストラン予約をはじめるという、本当にバタバタなスケジュール感。多くのサポートをしていただき、快適に過ごすことができました。Sさん、本当にありがとうございました。

レストラン(お鮨、鉄板焼き、レイクハウス、ロビーラウンジ)を楽しみ、お酒は飲めないけどバーを楽しむ。インルームダイニングでゆっくりご飯を食べて、温泉に入って。もう何か全てをし尽くした感がありますが…5泊6日でも正直足りませんでした。

季節によって味わいが変わる日光で、たくさんの自然と山のエネルギーを感じました。日光のことを愛してやまないスタッフの皆様、リッツを愛するスタッフの皆様との会話は本当にホテルを愛するひとりとして、大変嬉しく心あたたまるものがありました。

本当に素晴らしいスタッフさんがこんなにも集まってるんだなーと、感じさせる場所。
また2023年もどうにか予約をして、日光には滞在したいと思っています。

編集後期

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
写真約90枚とともにお届け致しました。

全てのホテルをご紹介できたわけではないのですが、心に残ったこと、文字として残しておきたいものを中心に書いています。一部のホテルのご紹介となっていますがご容赦ください。

たった1回のホテル滞在が人生を変えることがあると私は感じています。
大学生でホテルに出会い、恋に落ち、そして今はホテルを愛するようになりました。

初めの頃は、ホテルに泊まることがただただ嬉しくて飛び跳ねていたことが、今ではなんだか懐かしいのですが…(今でも心は飛び跳ねてますけどね♪)

時が経ち、大人になる中で見える世界も変わってきたようにも思います。もちろん全てが見えるわけではないです。正直、現場の数字や稼働率、コストやホテルとしての売上などは、私自身はあまり理解していません。見たいような見たくないような私もいます。

ですが、ホテルブランドとしてのプライド、会社として、世界として、複雑に絡み合う中で、現場でひとりひとりに向き合うホテルスタッフさんの存在があることをいつも感じています。

同じ人間であるのに、ひとりひとりを大切にしようと心を向ける姿は本当に感謝の気持ちと尊敬の気持ちが湧き上がってきます。

私にとってホテルは「心を整える場所」です。五感を研ぎ澄まし、感性を豊かにし、人の優しさや努力に気づくための鍛錬の場所であり、優しさを受け取る場所でもあります。

これからもホテルに泊まり続けながら、心を鍛え、ホテルを楽しみながら、その魅力をお伝えできたらと思っています。ホテルに滞在して、旅行記やエッセイを書くことは私にとってのライフワークでもあります。より多くの人のもとに届くように今年は発信も続けていきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

恭子

ABOUT ME
服部恭子
服部恭子
広報・ホテルライター
一流の接客に触れるためホテルに年間100泊以上するホスピタリティ研究家/ ホテルという場所が大好きで「ホテルを好きな人を増やしたい!」という気持ちで言葉を紡いでいます。
記事URLをコピーしました